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ペイサンドロス()は、ギリシア神話の人物である。主に、 *アンティマコスの子 *マイマロスの子 *ペーネロペーの求婚者の1人 が知られている。以下に説明する。 == アンティマコスの子 == このペイサンドロスは、トロイアの武将アンティマコスの子で、ヒッポロコスと兄弟。トロイア戦争ではヒッポロコスとともに戦ったが、アガメムノーンに遭遇し、命乞いをしたがともに殺された〔『イーリアス』11巻。〕。 == マイマロスの子 == このペイサンドロスは、トロイア戦争のさい、アキレウスに従ってミュルミドーン勢の武将の一人として参加し、パトロクロスがアキレウスの鎧をまとって戦ったさいにはミュルミドーン勢の第3部隊を指揮した〔『イーリアス』16巻。〕。 == ペーネロペーの求婚者の1人 == このペイサンドロスは、ペーネロペーの求婚者の1人である。サメーの出身で〔アポロドーロス、摘要(E)7・28。〕、ポリュクトールの子。求婚者たちがペーネロペーに贈物をしたときには首飾りを贈った。オデュッセウスが求婚者を誅殺したとき、ペイサンドロスは最後まで生き残ったうちの1人だったが、ピロイティオスに討たれた〔『オデュッセイア』18巻、22巻。〕。 == 脚注 == 〔 == 参考文献 == *アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年) *ホメロス『イリアス(下)』松平千秋訳、岩波文庫(1992年) *ホメロス『オデュッセイア(下)』松平千秋訳、岩波文庫(1994年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ペイサンドロス (ギリシア神話)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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